合わせ切れ多発

釣り日記、タイイングとか

dragonfly(トンボ)ほぼ完成か?

 改善に向けていろいろ調べました。いろいろ調べたといっても、dragonfly(トンボ)のタイイングの仕方を調べたわけではありません。
 
 dragonfly(トンボ)の形状見たら、もうすでに気づいている人いますと思いますが、飛行機、グライダーの形状によく似ています。なので、これらに関する記事を少々読みました。フライタイイングの話なのに、飛行機の話まで飛躍することになるとは思いませんでしたが・・・まあ、飛行機と違って自力で飛ぶ必要はないので安定して飛行してくれればいいだけですが・・・
 
 で、やはり重要なのはバランスということ。バランスが悪いと、真っ直ぐに飛ばないということ。重心が前すぎたりするとすぐ墜落する。重心が後ろすぎると急上昇して墜落する。左右のバランスが悪いと左(右)に旋回する。フライの場合は、ラインが付いているので、墜落はしないが空気抵抗が増したり、スピン(回転)したりするということ。ただフライフィッシングの場合、左右のバランスといってもちょっと難しい。というのは水面に浮かべるのでウィングが水を吸着してバランスを崩しやすいし、魚のぬめりとかでも左右のバランスが崩れると思われる。同じフライをタイイングしても同じバランスにすることはまず無理。なので、スピン(回転)を完全になくすことは難しいかと思われます。飛行機と違って、このフライの場合、尾翼を付けられない(付けようと思えば付けられるけどそうなると別物になってしまう、まあそれでも釣れそうな気はするけど)のでバランスをとるのがさらに難しい。
 
 version 1ではversion 2よりスピン(回転)は少なかったのですが、前後のバランスが悪かった。しっぽの部分をヤーンを縒って作ったため、しっぽが軽すぎて重心が前すぎてしまった。しかもこの部分がフックに絡む始末。軽ければいいっていうものではないということに今更ながら気づきました。スピン(回転)が少なかった要因として、インジケーターの位置が幸いにも飛行機でいう主翼の補助翼のような役割を果たしたのではないかと。さらにその上向きの角度がちょうどいい感じで、それで飛行中というかキャスティング中の左右のバランスをとっていたのではと思われます。主翼というかウィングに傾きを付けられるような素材であればインジケーターは必要ないと思われるが、そういう素材は固いものが多いのでフライにはちょっと使えない。

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 version 2では主翼の補助翼の役割をするものはなく、代わりに垂直尾翼の役割をするはずだったインジケーターが太すぎて空気抵抗が大きく、役割も果たせずversion 1よりも散々な結果に終わったのではないかと思われます。

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 改善策として、主翼の補助翼、垂直尾翼(垂直尾翼といってもしっぽの部分に付けるわけにはいきませんが)両方つければいいのでは思いましたが、これらのバランスが悪いとダッチロールが起こるらしい。なので、どちらか一方ということになると主翼の補助翼の方が傾きを修正する効果は高いようで、実際に試した感じでもversion 1のパターンがいいと思われます。適当に巻いたフライでしたが、大体はあれでよかったようです。
 
 まあ、一応両方つけたものも試してみました。空気抵抗が大きくなったのは確かですね。それ以外には特に問題なく、懸念であったスピン(回転)もほとんど抑えられていました。ただ両方(補助翼と垂直翼)必要かと言われればいらないでしょう。version 1のパターンで問題ないです。

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 そして問題は、ウィング、飛行機でいう主翼の素材です。以前にも書きましたが、柔らかいとフックに絡む、硬いと空気抵抗が大きい、魚が吸い込むとき邪魔になるということ。なので、フックに絡まない程度の硬さのある柔らかい素材がベストなんだけどこれが難しい。
 
 version 1では、以前購入したものだから名前まではわからないけど、フラッシャーブーのようなものですが、スレッド位細いもので且つツイストされたものです。これ5本を使用してこれらを長さを半分にしてさらに半分にしてこれらをさらに半分にした計40本をウィングとして取り付けました。version 2では、100均で以前購入したもので(今はないようです)、幅が1mm位の短冊状のものです。今でいえばフラッシャーブーとほぼ同じではないかと思います。これ5本を長さを半分にしてさらに半分にして計20本をウィングとして取り付けました。
 
 version 1で使用したウィング材はcicada(セミ)に使用したものと同じでこちらでは特に問題なかったのですがね。dragonfly(トンボ)では柔らかすぎるのが問題となりました。柔らかすぎて問題って、聞いたことないんですけどね。

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 version 2で使用したウィング材は、#12フックに巻くにはちょうど良い柔らかさというか硬さです(あくまで#12であればなのでそれ以上の大きさのフライに巻くのであれば別の素材にしなければならないでしょう、たぶん)。ベースはversion 1でversion 1のフライのしっぽの部分をversion 2のようにフォームで作り、ウィング材をversion 2のものに変更すればいいんだが、ただウィングの量は減らしたほうが無難。20本では空気抵抗が大きい。10本前後に減らしたほうがいいです。あんまり減らすとトンボらしくなくなるけど・・・

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 version 1、version 2で使用した素材以外でもいいものはないか試してみました。まず、ヤーン系で、アントロンボディウール、フロートビズ、パラポストウィング。アントロンボディウールとフロートビズは大体同じようなもので、空気抵抗は少ないですが浮力がちょっと足りないというところ。パラポストウィングは空気抵抗は大きいが浮力は十分。パラポストウィングの空気抵抗が大きいのは他に比べて量が多いせいです。ただ水を十分に吸った状態だとパラポストウィングでも沈む。左から順に、アントロンボディウール、フロートビズ、パラポストウィング。

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 あと100均で入手できる平巻ひもも試してみました。この平巻ひもは空気抵抗減らすためにニードルで細かく切り裂いています。使用してみて空気抵抗は少なめですね。浮力もまあまあ。可もなく不可もなくといったところ。

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 ウィング材に関しては試した中でこれがベストといえるものはないです。硬さ的にはversion 2で使用したものがいいんですが、空気抵抗大きいのでちょっとね。ヤーン系は水を吸いやすく、すぐに重くなる。平巻ひもはニードルで細かく切り裂くので手間がかかる。version 1で使用したものは、水を吸着して重くなるし、フックにも絡む。この中で選ぶとすれば、version 1で使用したものかな。欠点はあるけど、見た目を考えるとこれでしょうね。

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